有機野菜づくり講座カリキュラム
有機栽培に最適な少量多品種の栽培技術を体得して、自給自足を実現することを目指します!
<座学>
春
3月 | 有機栽培の可能性と魅力 | ・世界が注目する有機栽培:慣行農業化する有機農業の未来 ・有機栽培の土づくりの基本と実践:土壌改造3年計画 |
4月 | 有機栽培の土づくりと育て方 | ・有機肥料と夏野菜の土づくり:微生物が支配する野菜の生育 ・夏野菜の性格と育て方:原産地でわかるコツ |
5月 | 夏野菜の仕立て方と生育診断 | ・果菜類の仕立て法:多収を目指す技と効果 ・野菜生育度の診断:見るポイントと対処法 |
夏
6月 | 猛暑と梅雨を乗り切る対策 | ・夏野菜が求める光と水:猛暑を乗り切る技を探る ・梅雨対策と雑草対策:過湿対策と雑草を生かす栽培法 |
7月 | 秋冬野菜の選び方と育て方 | ・秋冬野菜の性格と品種選び:品種選びのコツと裏技 ・残渣堆肥利用法:使い方とその効能 (残渣:野菜の収穫後に残る茎や葉、根、つるなどの廃棄物) |
8月 | 秋の土づくりと草生栽培 | ・循環型栽培のコツ:畑まるごと土づくり ・有機肥料と秋冬野菜の土づくり:草生栽培のメリット |
秋
9月 | 病気や害虫被害の対処法 | ・秋の病気や害虫被害:発見のコツと対策 ・無施肥栽培の可能性:生物多様性と微生物 |
10月 | タネの進化と花芽形成 | ・防寒対策と野菜の成長:花芽形成のメカニズム ・品種改良のメカニズム:タネの進化と独占 |
11月 | 冬に成長するメカニズム | ・寒さと味:寒さに耐えるメカニズム ・厳寒期の栽培:寒さを乗り切る対策 |
冬
12月 | 有機野菜おいしさの秘密 | ・野菜の栄養学:有機野菜が持つおいしさの秘密 ・野菜の保存法:長期収穫、タネイモ保存のポイント |
1月 | 厳寒期の菌活を学ぶ | ・緑肥栽培:冬も土を休ませない菌活 ・雑草を利用する栽培:雑草土壌診断 |
2月 | 耕さない栽培を深掘り | ・注目される不耕起栽培と微生物コロニー ・春いちばんの栽培法:簡易促成栽培 |
<実習>
個人の畑と、共同利用するみんなの畑の2種類の畑で実習いたします。
個人の畑
約20平米の区画で年間40品目を栽培できます。受講生に実際に栽培していただきます。授業後や授業のない日も自由に農作業できます。
もちろん採れたての有機野菜持って帰れます!自給自足生活の第一歩です。
栽培品目(40品目:予定)
春夏:春ジャガイモ、春ニンジン、トウモロコシ、エダマメ、カボチャ、ズッキーニ、トマト、ピーマン、ナス、キュウリ、オクラ、スイカ、インゲン、空芯菜、モロヘイヤ、メロン、落花生、ゴーヤ、長ネギ、サツマイモ、サトイモ、ショウガ、バジル、シソ 24品目
秋冬:秋ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、秋ジャガイモ、大根、白菜、小松菜、イチゴ、カブ、春菊、ニンニク、レタス、ホウレン草、タマネギ、ソラマメ、エンドウ 16品目
みんなの畑
春夏は受講生全員で主要な野菜を植え付け、栽培方法を学ぶだけでなく、施肥の違いや仕立て方でどう生長に違いが出るかを実験栽培します。
秋冬も主要な秋冬野菜を植え付け、栽培法を学ぶだけでなく、栽培実験も続けます。さらに、野菜残さ堆肥やぼかし肥料を使った栽培、草生栽培も実践していきます。
授業のある1日の流れ
10:00〜12:00
座学で理論をお勉強
12:00 〜 13:00
お昼休憩 のち 畑へ移動
13:00 〜 15:00
畑で実習
15:00 〜
個人の畑のお世話など自由時間
お試し講義
(準備中)
募集要項
受講資格 | ・農業の経験は問いません。 ・農あるライフスタイルに興味がある方、検討している方 ・有機栽培、オーガニックに興味がある方 |
受講期間 | 2025年3月 〜 2026年2月の1年間 |
開催回数 | 年間22回(基本は月2回、厳冬期は月1回) ※後日、録画を共有します。欠席時や復習にお役立てください。 |
時間帯 | 土曜日 10:00 〜 15:00 頃 ※サマータイム予定 ※実習日・時間以外でも実習の畑への出入りは自由です。ただし、早朝時など近隣へはご配慮ください。 |
受講料 | 入会金 22,000円(税込) 受講料 528,000円(税込) ・年2回のお支払い ※振込手数料のご負担はお願いします ・受講料以外は基本、費用はかかりませんが、個人の畑で独自の作付け希望の場合は種苗費や栽培資材費がかかります。 |
定員 | 10名程度(定員となり次第、募集締め切りとさせて頂きます。) |
アクセス
座学会場 | 神奈川県横浜市青葉区389 |
■公共交通機関をご利用の場合 | ・東急田園都市線 市ヶ尾駅 よりバス 10分 + 徒歩5分 ・小田急線 柿生駅よりバス 15分 + 徒歩5分 |
■お車をご利用の場合 | 東京方面から 東名高速 横浜青葉ICから約10分(駐車場有5台) |
座学の会場
実習の畑
▼座学会場までの詳しい行き方
横浜上麻生線(県道12号線)「鉄小学校前」信号を鶴見川方面に入る
2つ目の角を右折
次の1つ目の角を左折
突き当たりの手前を左折すると到着です